From The Field To Your Cup

自然のごちそう

茶畑のお話                   

お茶の仕事とは無縁だった両親が京都に茶畑を求めたのが我が家とお茶との関わりの始まりです。

家族が安心して毎日飲める美味しいお茶を作ろう!の

一言で我が家のお茶作りが始まりました。1976年のことです。

緑清々しい斜面に、将来豊かに青々と繁るお茶の木を

夢見ながら、家族総出で急勾配の畑を昇り降りして

30cmほどの苗を一本一本植えました。

やがて春が巡り、朝まだ早き茶畑に昇りくる太陽の光をいっぱいに受けた茶葉のひとひらひとひらに輝く玉露。大自然の中で太陽の恵みと土の力が存分に宿った若葉が芽吹いたのです。

それから数年後、我が家の茶畑を揉むための専用工場が出来上がりました。

ガッタンガッタンと茶葉を揉む音が聞こえ出すと工場全体に美味しいお茶の香りが広がります。

自然の恵みをいっぱいうけた健康で元気な茶葉から

毎年「生命力」をもらうことになりました

今年もありがとうとこえをかけて。

「いつも安心して美味しいお茶を」と願って始まった

お茶づくり 家族への想いを込めたお茶づくり

今も変わらず そのままに。

春風じょうじょうと渡る我が家の茶畑に

あの時の小さな一本一本の苗が 

今では豊かに繁るその懐に

幾十年の白露を抱いて

年ごとに春を届けてくれます。

SINGLE ORIGIN

単一農園・単一品種・一番茶葉のみ

錦苑のお茶は(自然のご馳走)と考える先代の一言から、始まりました。
環境にも優しいお茶作りは家族の手によって引き継がれ、農薬や化学肥料を一切使用せず、生産効率にとらわれない自然のリズムで茶葉を栽培。
やぶきた100%の一番茶葉のみを使用し、栽培から製茶まで一貫して自社専用工場で行っている【単一農園・単一品種】のお茶です

SINGLE ORIGIN, GOLDEN-Tips

Nishikien's tea was started by the words of our predecessor, who considered it to be a "natural treat. “The family has taken over the environmental-friendly tea production, using no pesticides or chemical fertilizers, and cultivating tea leaves according to the rhythm of nature, without being bound by production efficiency. Only 100% YABUKITA first-picked Tea-leaves are used, and the entire process from cultivation to tea production is carried out at the company's own factory.

This is a "single farm, single variety" tea.

Pesticide-free , Addictive-free

農薬・化学肥料不使用(栽培期間中)

農薬や化学肥料を一切使用せず、生産効率にとらわれない自然のリズムで茶葉を栽培。やぶきた100%の1番茶葉のみを使用し、栽培から製茶まで一貫して自社専用工場で行なっている【単一農園・単一品種】のお茶です。

農薬・化学肥料・除草剤・添加物を使わないお茶作りは、農薬に頼らず、虫に負けない壮健な木を育てるために、土壌作りに気の遠くなるような作業を重ねてきました。春の新芽を刈り採った後の茶葉はお茶の木と木の間に切り落とし、緑肥として自らの茶木や茶葉を育てるための栄養分となって還元することになりました。結果として自然の森や林がそうであるように、茶木がゆっくりと時間をかけて、自らの力で虫やカビに強い茶木に育ちました。

化学肥料や農薬を使わずに、虫や鳥や動物と共存している茶畑の土を踏みしめると、温かいのです。土が本来持っている

ぬくもりとはこういうものなのか、とあらためて感じさせられます。まさに大地の優しさと言えるでしょう。

Pesticide-free/Additive-free

Since we wanted to grow our green tea particularly for its health and strength giving properties, we began to use only natural farming methods to make the soil as healthy and rich as possible to grow healthy and nutritional tea plants. It took enormous effort to restore our farm’s soil so that we would not have to use pesticides or chemical fertilizers. In the beginning it was a struggle because the insect population swelled with no pesticides, and it was a constant struggle to hand remove the harmful insects. Within a few years, the soil improved greatly, the insect population came into balance, and the tea plants flourished. Now, after twenty five years of careful, natural farming, the eco system of our farm is in balance. The soil is soft, fragrant and rich with healthy organisms, and the plants are strong and thriving, yielding a delicious tea bursting with vitality.

Golden Tips 一芯二葉

【一番茶のみ】

年に一度、春の新芽のみを摘みお茶に作り上げ、二番茶からは作っていません。

WE HARVEST TEA ONLY ONCE A YEAR in spring, taking only the top, best buds as the first and only cut for that year. This is called “Shinme” in Japanese.

After our first and only harvest of the prime, top buds, we do the major pruning of the plant, removing the leaves, and leaving just the branches and twigs on the plant. We leave all of the the trimmings on the ground to naturally compost, creating natural, green tea leaf fertilizer to nourish the soil.

Special Feature


錦苑の茶畑は、昔の文書で「香水の里」と呼ばれた場所にあります。香水の様な豊ですっきりとした香りが一番の特徴です。旨味をたっぷりと付けたお茶ではないのですが、お茶の葉が本来持つ自然の旨味は十分楽しんで頂けます。宇治茶独特の浅蒸しの製法により水色は「黄緑から黄色」も宇治茶の個性の一つです。

Nishikien's tea plantation is located in a place that was called "the village of perfume" in old documents. The most distinctive feature of the tea is its rich and clean aroma . It is not a tea with a lot of flavor, but you can fully enjoy the natural flavor of the tea leaves. The water color is yellowish green to yellow due to the unique shallow steaming process of Uji tea. Uji tea is not "green" but "yellowish green to yellow" in color, which is the specialty of themselves.

宇治茶 錦苑 ~京都南山城村。有機認定、農薬完全不使用の一番茶~

錦苑の特徴 ①有機の認定を取得しています。 ②農薬、化学肥料は一切使用していません。  「有機」でも認められる農薬がありますが、それらも使用していません。 ③一年分の栄養の詰まった、春の一番茶のみを収穫しています。一番茶の収穫が終わると枝葉を落として肥料とし、以降は収穫せずに春まで大事に樹を育てます。  珍しいと思います。  「日本茶検定公式テキスト」によると、年に6回収穫期があるとされていますが、経験上、農薬や化学肥料を使用しないで、年に何回も栄養のある新芽は育たないと考えます。  一般に番茶を使う焙じ茶ですが、錦苑では一番茶を使っています。甘味が増してとても美味しくなります。 ④収穫した茶葉はその日のうちに製茶します。 ⑤製茶の際に香料や着色料、その他添加物を加えません。  当然のように思われるかもしれませんが、そうでないこともあるようです。 ⑥自社工場は創業以来45年、完全土足禁止です。当時には大変珍しいフローリングを使用。  他社のことはあまり知りませんが、珍しいのではないでしょうか。ただ、口に入るものを加工する場所なので、土足で入るべきではないと考えています。 ⑦工場の機械を使用する日には、毎日2~3時間かけて掃除します。40年以上使っている機械ですが、現役で元気に動いてくれています。 ⑧「後味のすっきりとした、昔ながらの懐かしい味」とお言葉を頂戴することが多いです。 ⑨デメリットとしては、少人数で限られた面積で栽培しているので、もともと収穫量が少なく、また自然に左右される要素が多いために年によっては更に少なくなります。 錦苑のお茶づくりは難しいです。農薬不使用では最初の頃は虫に食われて、ほとんど収穫できませんでした。それでも続けてきました。なぜなら、錦苑のお茶作りは、そもそも販売を目的としたものではなかったのです。 始まりは、家族や、大切な人のためのお茶作り。 「毎日飲むものだからこそ。安心して美味しいお茶を」という考えのもと、ひたすら虫に負けない壮健な木を育てるための土壌作りに力を入れてきました。 自然の森林のように、枯れ葉や枝を落とし、それを栄養分として芽吹かせる。そんなサイクルが錦苑には取り入れられています。1976年以来、このような一つの生態系を作り出すことで、現在では病害虫に対して強い抵抗力を持つお茶の木が育っています。

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